「また明日ね」

 

 

「また明日ね」

 

という言葉がすごく素敵だということに、大人になってから気づいた。

 

 

久しぶりに集まった学生時代の友人。

 

それぞれ仕事終わりということもあって、全員が揃ったのは20時頃

 

一緒にご飯を食べて、夜の喫茶店で話をして…

まだまだ話し足りる訳もなく

 

職種も違えば休みも違うし、なかなか予定を合わせることが難しくなってしまったけれど

次の日の予定を話すと偶然みんなの休みが一致した。

 

じゃあ明日も会おう!!って学生時代のノリで明日も会うことになって

 

駅のホームで

「また明日ねー!」

 

この言葉を発した時、なんだかとても懐かしくて、

 

学生時代の何気ない日々が一気に蘇ってきた。

 

思えば、大人になってからこの言葉を使う機会はなくなっていた。

当たり前に学校で会って、当たり前に遊んで、次の日も会えるから「また明日ね」なんて言葉も当たり前に言っていたけれど

 

この言葉を懐かしく、素敵だと感じる時が来るなんて、あの時は想像が出来なかったな。

 

結局資格の勉強があったりとお互いやらなきゃいけないことが沢山あって、次の日集まることはなかったんだけれど

 

 

 

友達と「また明日ね」って言い合えるかけがえのない時間に気付かされた、そんな一日。